えみりあの日々書き殴り

子供の戯言から今日の買い物、給食の献立まで。種々雑多なアレコレ盛り付けてます。

カタチ。

お人形という「人のカタチをしたもの」に何を観る(感じて作る、感じて求める)かはひとそれぞれ、ですな。 自分の内面を映した存在。3次元の己でないひとを映した存在。2次元のひとを映した存在。 ほかにもいろいろ。
3次元の〜ってのは、自分の大切な存在であったり、今はもうこの世に亡い存在であったり、場合によっては憧れている「雲の上の存在」であったり(私は「三次元の、己でないひとを映した存在」としての人形はあまり好きでは有りませんがね・・・わら人形やヴードゥー人形みたいな「呪詛目的のヒトガタ」を想起する為に)。2次元の〜ってのは所謂「キャラドール」に定義付けられることが多い存在、ですかね。
創作人形師が作られたものは「己の内面のどこか一部をかたちにした」ような、そんな存在になることが多いみたいです。内側に秘められた「女性的な面」、「男性的な面」、「少女としての」「少年としての」「退廃的な」・・・いろいろ。創作人形には人形師の内面がにじみ出る事が多いからこそ、人臭いのに活きてない、それこそ「死者のような」印象を受ける事が有るのかも知れないです。
じゃあえみりあの家のたくさんいる人形達は?と聞かれると。「二次元のひとをうつした存在」が何人か。後はほとんど「誰かを映した覚えはないが自分を映した覚えもない。でも何となくどっか自分の内面が出ているのではないかと言う気がする」面子がほとんどですな。
ただ、その「二次元の〜」も、実のところ大半がオリジナルのキャラクタだったりするわけで、そういった点で実際のところは「己を映した存在」になってしまうのかも、なんですが。