オウム真理教（現・アーレフ）の元代表「麻原彰晃」こと松本智津夫被告の裁判が打ち切り（控訴棄却でしたっけ？）になったとのこと。
まあ、今までのあまりに遅々とした裁判の進み具合（現時点で逮捕されて10年以上経つのに未だに地裁判決止まり！）を考えれば打ち切りに至っても致し方ないというか、已むなくこういう形で折り合いをつけた、という感があります。
かなり悪い言い方かもしれませんが、勾留しておくだけでも所場代（＝拘置所の光熱費や関わる職員の人件費）やメシ代だって2，3週間だったらともかく10年も居たら結構な額になるんじゃないでしょうか？ でもってそれは我々の税金から賄われるわけで（私は納得いかん）しかし被告は既に正常な思考状態ではない、というか、自分の主義主張すらまともにいわない（いえない？）わけで。
これ以上何の進展もない裁判をむやみに長引かせるのは時間とお金の無駄遣い、と批判されても仕方のない状態に陥っていると思うのですよ。
とはいえ、このまま裁判が長引いてもそうでなくても、下手に刑の執行なんてすると今でも信奉している面々がそれこそ被告を磔にされたキリストのごとく神格化してしまい、収拾がつかなくなってしまうのではないかと考えると、恐らく刑の執行はしばらく行われないのでは？（つまり、収監されてる被告の環境としては裁判がなくなって裁判所に出向くことがなくなる以外は何一つ変わらないのだろう）
かといってこのまま税金で謝罪の言葉の一つもない被告を生かしておいて畳の上で死なせるというのもあまりに不条理。
さて、どうなることやら。
