一部の高校で、受験勉強に特化して（理系の人には履修してもあんまり受験の足しにならない）世界史などの一部（本来高等学校教育で必修の）教科の授業を行っていなかったことが判明したようです。しかも結構あちこちの学校でそれが発覚しまくってて、しかも履修証明ではその教科を履修したように偽装されている（これ結構問題かも）模様。
今までそれで数年やりすごしてて、そこらへんのからくりを知らない、知らされないまま卒業しちゃってる人もかなりいるらしく。別にだからといって即高校卒業が無効になるわけでもないみたいですけどもね。
ちなみに、自分は世界史と地理、相方さんは世界史と日本史履修してたので無問題のようですｗ もっとも自分などは現行の「ゆとり教育」カリキュラムになる前なので無問題以前に問題外らしいですが。
受験勉強に特化するのも受験生の需要に応えてということなのでしょうが、それで本来やらなければならない「学校での教育」を学校側がないがしろにしているんじゃ、塾・予備校に行くのと何ら変わらないわけで、それじゃあ下手すれば高校なんて要らないんじゃないかと思ってみたりする俺ガイル。学校の先生は往々にして予備校の先生よりも教え方下手だし。
あ、ちょっと毒づいてしまったかな。
それはさておき。そもそも現行のゆとり教育という名の下の教育課程、やはり問題はあると思います。週休2日で登校日数も昔と比べたら減った上、さらに教科書の中身も薄っぺらくなっていて、いったい今時の子供は学校で何を学んでくるのかと。これじゃ馬鹿量産してるとしか思えない低レベルな教育。子供には多少厳しくてもいろんなコトをやや詰め込み気味で学ばせる方が（自分でその内容を取捨選択するという意味でも）将来的には良いのではないかと思うのであります。
