こちらは代理出産の子供たちの戸籍問題でしたか。最高裁で「(向井さんを)子供たちの実母と認めない」という決定が下されたそうで。
彼女の卵子を使っているそうなので、生物学上は親なのでしょうが、実際に産んだのは代理母の他人様。自分が産んでもいない子供を実の子として、自分を実の母として認めろとはまたおこがましいにも程が。
そりゃ旧来からの法が医療技術の進んだ現状と乖離しているのはまあ確かなんですが、でもどうして彼女たちが其処まで戸籍上の扱いにこだわるのかがイマイチ理解できません。
遺伝的に親子であることが明白なのだから、紙の上の扱いにそんなに固執しなくてもいいと思うのですが。いざとなれば特別養子縁組などの手段もある訳ですし。
そもそも普通は産んだ女性が実母で、代理出産というものはある意味異常というか、一般的繁殖手段ではないと思うのです。
何か、この件は子供が親のエゴの道具にされているようにも感じます。
そんなことで揉めているだけの時間と金があったら、戸籍表記などにこだわらず、目の前にいる子供たちにその分の時間、お金を親としての愛情と共に注いだほうがどれ程彼らにとって幸福か、と思います。
